どのジャンルのブログを立ち上げるか
審査用ブログは無意味
以前は、アドセンス審査に一度合格すれば自分の他のサイトは審査なしでアドセンス広告を貼り付ることができたそうです。しかし最近ではすっかり厳しくなり、一度合格しても2つ目以降のサイトは全て「追加」と言う形で審査に出す必要があります。
なので、現在は「審査用ブログ」(継続する予定のない、審査用目的のみに作ったGoogle アドセンスの基準を満たしたブログ)を作るメリットはほぼ無いと言えます(裏技も一応ありますがそれはまた別の機会に)。
どんなトピックを選ぶか
では、どんなブログを立ち上げるのが良いのでしょうか。それはズバリ、
あなたが「継続して書ける」
と言う内容の物です。アドセンス審査用に頑張って本来興味のない記事を15-20 個書いたとしても、いざ審査に通ってその後継続出来ないのなら意味がありません。
「何が書きたいか」よりも「何だったら書けるか」と想像してみてください。あなたはその選んだトピックで継続して100記事書けそうでしょうか?
私の失敗談
実は私は4年くらい前にアドセンスに申請して落ちています。その頃、あまり詳しく下調べもせずに、とにかくウェブサイトを作って申請すれば普通に通るものだと思っていました。
私は写真やビデオを撮る仕事をしていたので、自分の作品には自信があり、凝った作りのHPを作ってそれまでの作品をふんだんに盛り込み申請。そして翌日帰ってきたのは「内容のないコンテンツ」で不合格という冷酷無比な Google 様のご回答でした。
「私の作品が内容のないコンテンツだと〜〜〜〜〜!!!」
と激怒したことは想像に難くないと思います。いやぁ、知らないって怖いですね。きっとそのHP内には、トータルして2000文字も書かれていなかったと思います(写真と動画メインですからね)。
それから少しばかりネットで勉強しまして、プライバシーポリシーだとかあれやこれや抜けてたことを知り、その辺りを修正して再度申請に出すも、回答が来ないまま そのHPは削除してしまいました。
そしてその時は、当初の目的だったYouTube の収益化は叶ったので、ウェブサイトのアドセンス広告はきっぱり諦めることにしました(YouTube は1年間のチャンネル視聴時間4000時間以上、登録者数1000人を達成すれば収益化できます。詳しくはまた別の機会に)。
ではどんなブログ内容にすれば良いのか
自分が最も得意とする分野でダメ出しされた私。では、一体どんなブログを書けば良かったのでしょうか。これが先ほど書いた、「何が書きたいか」ではなく「何だったら書けるか」に繋がってきます。
私は、私の作品を見てもらいたかった。でもそれでは記事にならない。そこで思考を転換させれば、
- 「写真を上手く撮るコツ」
- 「撮った動画をスマホのみを使って編集し YouTube にアップする方法」
- 「スマホのみを使った、人目を引くサムネイルの作り方」
とかだったらいくらでも記事になるやんか!と気付く訳です(実際にアドセンスに通ったのは全く別のジャンルなのですが(笑)、これはひとつの例としてご紹介しました)。
あなたの得意分野を考えてみてください。最初の15-20記事は審査用、そして合格後さらに継続して100記事は書けそうでしょうか?
禁止項目
Google アドセンスでは、以下の項目の記載を禁じています(詳しくはこことここをご確認ください)。
- 違法なコンテンツ
- 知的財産権の侵害
- 絶滅危惧種
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 不正行為を助長する商品やサービス
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
- 露骨な性的描写を含むコンテンツ
- 国際結婚の斡旋
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 児童の性的虐待と性的搾取
- 性的なコンテンツ
- 衝撃的なコンテンツ
- 爆発物に関するコンテンツ
- 銃や銃の部品と関連商品に関するコンテンツ
- その他の武器および兵器に関するコンテン
- タバコに関するコンテンツ
- 危険ドラッグに関するコンテンツ
- アルコールの販売や乱用に関するコンテンツ
- オンライン ギャンブルに関するコンテンツ
- 処方薬に関するコンテンツ
- 未承認の医薬品やサプリメントに関するコンテンツ
- Google Play ストアから削除されたアプリ
普通にトピックを選べば上記の禁止項目に触れることはないと思うのですが、例えばダイエット系ブログならサプリメントの紹介も出てくる可能性があるので、その辺りは十分注意してください。もしくはミリタリーマニアなら武器の表現が当然出てきますがそれもNGです。「アルコール中毒からの回復記録」などもダメってことですね。
微妙に禁止項目に触れそうな気がしたら、最初からそのテーマを選ぶのはやめておくのが無難です。
以上、ブログのジャンルの選び方についてお話ししました。
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